2018年01月31日

キムチ作り(臨時活動)

 朝9時半に観察園へ集合して、
畑の田辺大根や天王寺カブラを幾つか抜いて、自転車に載せコリアンタウンに出発しました。

朝の冷え込みは有るものの風は緩く、
自転車でしか通れない細い抜け道を通って行くと、
30分程で現地に着きました。

「徳山物産」という韓国の有名な食品会社のお店(手前に小売店、
後ろがCafeになっている)に伺い、荷物を置きに2階へ。

建物の2階は桃谷にある3箇所の商店街の事務局「NPO法人クロスベイズ」があり、
様々な地域まちづくり事業を展開されているそうです。

その代表理事の宋さんより、
活動についてのお話を伺ったり、見せて頂いたりしました。
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貸ギャラリーには、韓国のレトロな家具や調度品が並び、
壁には済州島の島民生活の写真展示などもあり、興味深く見学させて頂きました。

その後、1階のCafe奥の部屋でキムチ講習会に参加しました。

お店スタッフの講師の方から、キムチのヤンニョム(野菜を漬けるみその様なもの)には10種類の材料(水飴、アミエビのキムチ、玉ねぎ、りんご、イワシエキス、
ニンニク、生姜、イカの塩辛、お粥にした米、昆布出汁)が入っていることや、家庭により配合量や材料も違っているという事などを聞きました。
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お店で作られたヤンニョムを塩漬けした白菜に一枚一枚丁寧に塗り込めば、
もうキムチの完成で、漬けたての浅漬けキムチを試食してみました。

まだ野菜の甘みが感じられ、とても美味しいキムチでした。

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食べ頃は漬けてから3日〜10日位との事です。

キムチ作りの後は、コリアンタウンのお店を見て回ったり
韓国料理のお店でお昼を食べたり楽しい時間を過ごしました。


小学校から持参した野菜は「安田食品」というお店でキムチ漬けにしてもらい、
後日取りに行きました。

小学校の方にも試食用に届けました。
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今回の徳山食品のお店(班屋食工房)以外にも、
幾つかキムチ作りを教えて下さるお店があるそうですので、
今回参加できなった会員の方々も、身近で異文化に触れることの出来る機会ですので、
是非また参加してみてください。

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田辺大根は、朝鮮半島から日本に来た
もともとのチョンガダイコンに最も近い品種だそうで
小さくて短いものだったそうです。
日本の方が土壌が良くて
大きくみずみずしいダイコンへと品種改良されていったそうですが
最も原種に近いのが
なにわ伝統野菜の田辺大根だったと言われているとのこと
安田食品さんに教えてもらいました。

posted by engei at 21:04| Comment(0) | 活動報告

2018年01月27日

ハヤトウリと田辺大根・天王寺かぶらの収穫 収穫物の展示

朝からとても寒く、
吹田くわいの水も、池も凍っていました。
土の中から氷がにょきにょき

はじめてみる状態です。

今日は田辺大根、天王寺蕪や
ハヤトウリを収穫し、ツルや支柱なども撤去しました。

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氷のお皿

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まわりの土が凍っていて カチカチです。

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天王寺かぶら、田辺大根 
小さな金時人参など収穫しました・・・!

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収穫した野菜を
NPO法人大阪ユネスコ協会70周年記念
講演 「国境を越えて なにわの過去・未来
伝えたい なにわの伝統食文化」
シンポジウム「くいだおれは世界をつなぐ」
の席上に展示しました。

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天王寺かぶらをはじめとする
なにわ伝統野菜から地域の歴史を興味をもち
文化と科学が学べるところとして
ESDを実践している晴明丘小学校の自然観察学習園!

現在まで栽培しているなにわ伝統野菜は10種類です。

伝統野菜を使った会食がありましたが
120人を超える多くの参加者のほとんどの方が
はじめて伝統野菜を見る人も多く
興味を持って、どこで売ってるのとか
栽培の仕方などの質問を受けました。

なにわ伝統野菜は種まきから収穫まで
その時期がはっきり決まっていて
大阪だからこそ、そだつ土壌と気候があります。

ユネスコ世界無形文化遺産に登録されている「和食」の
発祥であり、流通の拠点であった大阪。

外国人が食い倒れの街・大阪を目指してこられる昨今、
大阪の生活の中にとけこんだ家庭の味こそが
生きている文化で、
子どものあいだに出汁(だし)の味や
なにわ伝統野菜がもつ本当の野菜の味を知ることは
大切なことだと思いました。

(富澤)

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posted by engei at 22:10| Comment(0) | 活動報告

2018年01月17日

17日の活動

今日は雨天のため 中止です。
posted by engei at 09:16| Comment(0) | 活動報告